モデルハウスでは、暮らしをイメージしてもらうためにいつも家具を新調し、コーディネートします。エディットハウスでは、新調と言ってもアンティークをメイン家具に選びました。このようなヨーロッパのアンティーク家具が似合う空気感がエディットハウスには、漂っています。そのほか、装飾もバランスよく集めていきたいと思いますが、すべてアンティークを選ばなくても主要な部分の柱を1本決めれば、全体のムードがかなり変わってきます。使い込むほどに“味”がでるなんてよくある言葉ですが、“味”がでるには、それなりの材質というものがあります。その味が出る材質でできた新品というのは、割合高価なものです。みなさんもご存知の皮革製品がいい例です。合成皮革に味は出ません。時を経て劣化していきます。最近は、合成皮革も進化して見分けがつかないくらい革に近くなりましたし、持ちも良くなりましたが、劣化は否めません。でもアンティークなら、すでに味は出てますが、それは材質の良さあってのことです。アンティークは高いと思われる方もいるかもしれませんが、それ相当の価値を考えれば、安いと評価できます。

イタリア、フランスを中心に集められたアンティーク家具たち。

ガラスのシェードを使用したペンダントライト。

デスクランプは、明るさだけを求めるのではなく、お部屋のアクセントとしても目立ちすぎず存在感のあるものが良い、過去の量産品は、工業製品といっても人の手が掛かっていてあたたかみがありますし、粗悪や精度とは違ったツッコミたくなる曖昧さにも余白があって愛らしい。

これからもインテリアや機器についてEDITers VOICE=編集者の声としてご紹介していきます。

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